本:容疑者Xの献身
容疑者Xの献身 (文春文庫) (2008/08/05) 東野 圭吾 商品詳細を見る |
[★★★★★]
ドラマや映画にもなった「ガリレオ」シリーズの長編です。
秘かに思いを寄せる隣人 靖子が、元旦那である男を殺してしまったという事実を知った 石神。彼は、靖子とその娘を守るため、完全犯罪を企てる。天才的な数学者である石神が立てた計画に、警察は思うように捜査が進まなかった。
しかし皮肉にも、石神のかつての親友である湯川学が、この事件の謎に挑むことになる。 サスペンスかと思いきや、実はミステリーだった!
みたいな感じでした。最後の最後に、事件の真相が明らかになった時、
ウソダロ/(^p^)\!!! と思う事間違いなしです。
湯川先生の脳はどーなってんだ。何故わかったし。 怒涛の勢いで読み終え、その勢いで去年の12月にTV放送された映画版を見たんですが、面白かったです。
小説を映像化するので、細かい描写や設定、人物の行動などは省かれていたんですが、わかりやすかった。内海さんは小説には居ないオリジナルの人物なので、「草薙・岸谷」の行動部分を「内海・草薙」にうまく置き換えてありました。
そして何より、こんな物語を書ける東野圭吾さんは一体何者だよって思いましたww
だって、トリックや各人物の考え方なども全部、東野さんが考えたわけでしょ?すごすぎますね。作家って何。