shimo/log

2次や1次の創作もの、無作為にレポや感想を書き散らしたりします。KAMIJOさんがすきです。

「ライオン・キング」超実写 観てきました!

大変久々の更新です!

 

ライオンキング 2019 フルCG版 観てきました〜〜!!!

 

youtu.be


ライオンキング…我が人生で最も繰り返し観たであろう、大好きな作品なんです…!楽しみ過ぎて禿げるかと思いました。

感想書こうと思ったら、いつものことながら簡潔にまとめられず、あまりにも長文になってしまいました…。ななめ読みしていただければ嬉しいです。


ネタバレ、たまに否定的な内容も含みます。

 


  

◆オープニングの♪「サークル・オブ・ライフ」は、ほぼオリジナル版の映像通り完全再現!圧巻の映像美で既にここで泣いた。仔シンバのくしゃみ可愛すぎだし、ムファサパパとサラビママがシンバ見ながら微笑んで顔くっつけるシーン控えめに言っても萌えの最高峰。
キャッキャと鳴き声をあげながらシンバを祝福していた動物たちが、一斉に最敬礼するシーン。ここが鳥肌モノなんですよね……私も一緒にひれ伏しました。大好きです。

◆スカー様に食われ損なうネズミちゃんがかわいい。謎に長尺もらってましたね。
楽曲は♪「この世は不公平」
スカー様、若返った…?(声の影響…)オリジナル版より、ムファサに対する敵対心のようなものが露わになっている気がしました。常に不機嫌というか、より一層態度悪い…!『俺は昔も今も、サラビ王妃を慕っている』という意味深発言もここで出ましたね。
ガリ痩せの凶悪目つきっていうのは健在でしたが、トレードマークの黒いたてがみはどこへ…私、あれが好きだったんですけど…。

 

◆ラフィキじいさんの棲家のシーン。(♪「ラフィキのホタル」
蛍がたくさん飛び交っていて、非常に幻想的で美しい映像でした。この楽曲の原曲は「アフリカの大地」の冒頭だと思います。なんというか今作の爺さん、長老のまじない師というよりは、この人(猿だけど)自体が精霊みたい。 

 

◆超絶早起きのシンバきゅんかわいい。おねむのムファサパパかわいい。パトロールの前にムファサが咆哮するシーンが入るんですが、あれ、いいですね…!王国の夜明けを告げるみたいでたいへん格好良い。
王国のパトロールに行くシーンも大好きなシーンのひとつ。命あるものの輪と釣り合い(サークル・オブ・ライフ)を説明するムファサと、まだあまり理解出来ていない感じのシンバの対比がいい。(アンテロープってレイヨウのことなんですって)
「お楽しみといこうか」と、ザズーを狩りの練習に使うことを自ら言い出す好戦的なムファサパパ…。パパまでこんな調子じゃザズーさん大変やな。だがそこが好き…ッ

 

◆スカー様、シンバに対しても嫌悪感丸出しな感じでしたね。“凶悪ヅラだけど感じはいい叔父さん”って感じがあまりない。『俺の可愛い可愛い甥っ子を心配しているんだよ』みたいな、愛嬌のあるセリフが少なかったです。すぐ「象の墓場」ってキーワード出しちゃうし、具体的な説明までしちゃうし。笑

 

◆おチビ(シンバ)とチビたん(ナラ)が並んで歩くところかわいいねぇ♡ナラの『鳥語わかる?』ってセリフ笑いましたw
♪「王様になるのが待ちきれない」は、アニメの極彩色で見慣れている分、ビジュアル的な派手さには欠けますね。おチビたちが動物たちの間を駆け巡っていく様はとても可愛かった!曲の中盤がオリジナル版より若干長くなっているので、ザズーがより一層苦労している感じがかわいそうで面白かったです。
動物たちの組体操はさすがに現実的ではないので、ああいう風になったのかなぁ。おチビたちが動物たちを引き連れている感じが可愛い♡

 

◆象の墓場のシーン。(♪「象の墓場」
かなり危険かつおどろおどろしい雰囲気。あれはちびりますね。シンバより勝気だったナラの性格も、少し慎重派な性格に描かれていました。
ハイエナトリオが<シェンジ・バンザイ・エドではなくなり、シェンジ率いるハイエナ群と、カマリ & アジジ という新キャラに変更。
ていうかシェンジのキャラ変が凄まじいです。誰なの?!名前は同じですが完全なる別キャラ…!これは、実際のハイエナはメスがリーダーとして群れを率いるということを考慮したから、らしいです。なら、シェンジではなく別のキャラにしてしまった方が良かったのでは感。沢城みゆきさんボイスが最高なので最高ですが。
カマリ&アジジ は本編ティモプンに並ぶギャグキャラで安心!好き。

ハイエナたちに追いかけられるシーンは怖すぎて無理よりのむりですた。。おら、、追いかけられるのでぇっきれぇなんだ、、、(ToT) 実写の迫力も相まってホント怖かったです。褒めてます!!(そういえばザズーは捕まってなかったね。)
おチビたちがハイエナに囲まれるシーンも怖すぎてタヒでした。ムファサの咆哮はやはりしびれる〜!ハイエナたちを蹴散らすシーンも、(そこでこの音楽使うんだ、すげえ。と思った)オリジナル版より少し尺長めでカッコ良かったです。

 

◆ムファサ、シンバ、ナラ、ザズーが帰路へ付くシーン。ザズーからムファサに「(意訳)あなたもあんなふうに頑固でやんちゃ坊主だった時期があったでしょ?お手柔らかにね!」みたいな台詞があり((え、ザズーさんムファサパパの幼少期知ってるん?!))と思ったのですが、サイチョウの寿命が長いものでは約30年、ライオンのオスの野生下の寿命が約10年、ということなので、大いにあり得るのですね。ザズーさんが急に偉大な鳥に見えてきた…(もともと凄いやつだと思ってましたが!)
そのあとのシーンがさぁ〜〜〜〜!!!!いつも私が号泣するところ……(((ToT)))
オリジナル版で言うところの(以下は読み飛ばして下さい)「父さんみたいに勇敢になりたかったんだよ」「お前にはまだわかっていないのだ、シンバ。勇敢と、向こう見ずとは別の物だ」「父さんに怖いものなんてないんでしょ?」「今日初めて…」「怖かったの?」「そうだ。お前を失うかと…」「へぇ〜、王様でも怖い時があるんだね。でもさ、知ってる?ハイエナたちのほうがもっと怖がってたんだよ!」「ハッハッハ!そうさ、父さんを怖がらないものなどいない!こっちへ来い!」「や〜だ、やめてよ、父さん!笑」「ワッハッハ!」「父さん?僕たち親友?ずっといつまでも一緒だよね」のシーンです…(長い)
おめぇ〜〜「ずっといつまでも一緒だよね」ってそれはフラグなんだよ!!!一緒にいられなくなるフラグです!!直ちにやめて下さい!!って感じ……今作は台詞こそ違ったもののやはり号泣必至でした……これはダメ。最高。

 

◆ハイエナアジトのシーン。シェンジがキャラ変されているのと、バンザイがいないことにより「「だぁ〜〜〜〜いっきらいっ!☆」」は聞けませんでしたが、カマリ&アジジのギャグシーンに変わってましたね!お前近いよ!w
ここから先のスカー様登場シーン、および♪「準備をしておけ」に関しては完全に解釈違いでした……。ここだけはちょっと納得いかない。スカー様があんまりカッコ良く見えなくて…。あくまでも”ライオン様”であり、傲慢で高飛車(言い方…褒めてます…)だけど気高さもあるスカー様が、ハイエナたちに権力を振るいつつ、俺に付いてこい!的な感じが最高至高だったのに。なんか、ハイエナに媚を売ってるようにしか見えなかったんですよね…。「俺を食えばただの一食分だが、生かせば一生 食いっぱぐれないぞ」っていうセリフが、そう聞こえてしまったのかな。シェンジと立ち位置がさほど変わらない、むしろシェンジに馬鹿にされてる?ような描かれ方に見えました。群れのはぐれもののライオン一頭と、大きな群れを成すハイエナのリーダーだと、実際の動物界だったらそういうふうになるのかな?わからないけど…。
大大大好きな挿入歌「準備をしておけ」も、迫力不足。ダダダンッダダダンッダダダンッダンッ!って始まるアレがカッコいいのに!!台詞の一環みたいに始まって、ハイエナたちの行進もなく。曲の長さも結構削られていましたし。最後のスカー様の高笑いも無い。これはちょっと残念すぎ。見ようによっては渋くて格好良いのかもしれないですが、私はオリジナル版の方が断然好きでした。

 

◆スカーがシンバを谷に連れてくるシーン。オリジナル版の口実は「お父さんが君に見せたいものがある」だったのに対し、「先日の一件を許してもらうために、お父さんに贈り物をしよう=吠え方を練習しよう」に変わっていました。いやいやいや、この2人とっくに仲直りしてるよ……?矛盾しとる!気付け!気付けシンバ!!!
「昔は自分たちもここで吠え方の練習をした」っていう兄弟エピソードが聞けたのはよかったですね!ムファサとスカーが実の兄弟なのかということはさておき…

ヌーの暴走はすごかった。♪「ヌーの暴走」
地響きが伝わってきました。すごい!
ムファサを呼びに行き、「自分が手伝うから、ザズーはみんな(ほかのライオンたち)のもとへ」と伝えるスカー。
段差の下に隠れて怯えるおチビシンバ可愛いけど冷や汗もの。
そのあとのシーンは言わずもがなです。泣いた。なにも顔面殴らなくたっていいやん…わたしのムファサになんてことするの…!!(違)
倒れているムファサを発見して「起きて」と声をかけたり、腕の中に寄り添ってうずくまるシーンが、超実写の方がより一層見ていてつらかったです…

 

◆スカーが王位継承を宣言するシーン。
ここでも「ライオンとハイエナは手を取り」=同等な立場へ引き上げてやる的なニュアンス、だったのが「自分一人では荷が重いから、ハイエナの力を借りる」、みたいな言い方になっていて解釈違いでした…。
ところで、『自分が谷に駆けつけた時にはもう遅かった』というようなセリフがあったんですが、谷に行った所まではザズーも同行してるんですよね。もしあの場にザズーがいたら、矛盾してる事に気付きそうなのに…。(その時のザズーは、かなり遠い場所からプライドロックを眺めていたので、スカーの姿は見えているけど声まで聞こえていたかどうかは分からない)

 

◆シンバがサバンナをとぼとぼ歩くシーン。これは追加されたシーンですよね。随分な距離を歩いたんだな〜という感じが伝わってきました。力つきるところは、本当に死んじゃったんじゃないかとヒヤヒヤした…!
そして!ティモン&プンバァ登場〜!ハゲワシボーリング★ここはいつ見ても最高なんですよね〜。(オリ版はハゲタカボーリングでしたが、”ハゲタカ”という鳥はいないそうです。俗称らしい。)
三ツ矢さんと小林さんのティモプンが大好きなんですけど、キャストが変わってもこのコンビは最高。というか佐藤二朗さんと亜生さん、さすがですね。絶妙に面白かったです…!
♪「ハクナ・マタタ」、”若い時”のプンバァがめちゃめちゃ可愛いウリボーでしたね!「〜〜〜ティモン止めないのかい!!」「なんかもう止め飽きた!」っていう、これはオリジナル版を踏まえてのネタなのかな?
虫食べるシーン、リアリティが増してかなり気持ち悪かったですね!クリームがつまってる芋虫…ねちょねちょしてるけど美味しいのか…(笑)

シンバの成長過程は、オリジナル版では背景と姿の変化のタイミングを少しズラしていましたが、今作はほぼ同時に変わる演出に。
大人シンバの第一声「♪悩まずに〜生きることさ〜♪」く、クセが強い……!オリジナル版より若干「お調子者」感が増したように感じました。

 

◆一方、ナラ&サラビたちのいるプライドロック。♪「スカーが王に」)
ハイエナによる厳重隔離体制が取られている。オリジナル版では、どうして獲物がいなくなったのかは描かれていませんでしたが、今作では「スカーたちが狩りをやりすぎたから」ということになってましたね。
この辺のスカーもまたちょっと解釈違いだったんですけど…「俺は王だ、やりたいようにやる」スタンスだったのに、「サラビを妃にする」ことに重きを置き過ぎでは…?過去にサラビを巡ってムファサと諍い負けたことがある、という話が出ましたが、兄が死んだのだから自分になびけ、だなんて、スカー様はそんな男だったの…?え〜…。単純に『サラビが自分になびかないと他のメスライオンたちが言うことを聞かないから』という事ならわかるんですが。
サラビはサラビで、ちょっと解釈が変わっていまして…。オリジナル版では『獲物がいないの。生き残るには、プライドランドを出るしかない』と言っていたのに、今作ではほぼ真逆の『今は耐えるしか無い、いずれ自分たちの時代が来る。国を捨てることは許されない』という主張に変わっていました。対して、ナラは”この状況をどうにかしなくては”という感じ。ハイエナたちの監視の目を盗んで、夜中にこっそり抜け出すシーンはヒヤヒヤしました。もう、ここのザズーさんさすがすぎません…?ナイスおとり…!ナラを見送るサラビの姿は、まるで「あの子ならなんとかしてくれる」と希望を託したかのように見えました。

 

◆苦しむプライドロックの一方で、のんきで陽気なオアシス御一行。やっぱりちょっと、シンバ阿呆っぽくないです…?!w
ハクナマタタ流で、命は一直線であり、線の終わりにきたら死ぬ。ただそれだけ、人生に意味はない、と説かれるシンバ。父さんからの教え(命は互いに関わりを持ち釣り合いを保っている、命は輪となり永遠にまわっていく)を忘れられずしっくり来ていない様子が、もどかしいけれど、自分の本質を忘れていないことの揶揄と捉えられるので、我々としては救いですよね。
腹一杯虫を食らいおねむのシンバたち。星空のくだりも、個人的には泣けるシーンの一つなんです…。シンバ、父さんとの会話ちゃんと覚えてるんだよね…。

そして明かされる、シンバのたてがみ大冒険の旅〜。(♪「シンバが生きている!」
想像以上の紆余曲折を経てましたね(笑)一回キリンに食われとるやないかい…転がされてるやないかい…!そんな状態のたてがみでよく気付きましたねラフィキじいさん!しかも見ただけで瞬殺でしたよね。すごいな…
このラフィキじいさん、何故か本編ではほとんど外国語を喋ってます。なぜ。

 

♪「ライオンは寝ている」(♪ジャングルで寝ているよライオンが〜の歌)は、ものっすごく壮大なアレンジになってましたね。アカペラ合唱!ティモンの「おい伴奏手ぇ抜いてんじゃねぇぞ!ぁウィ〜〜〜〜〜イ〜イ〜イ〜〜〜ァプンバンバンバウェ〜〜」のところが好きだったんですが、手を抜くどころかどんどん厚みが増して行くという(笑)ていうかこの2人歌うまいですね!!
そして突然襲ってくるナラ様。びっくりして心臓とまるかと思いました。そんな急に来るとは…。
目の前にいるオスライオンがシンバであることに秒で気付くナラに少なからず違和感を覚えたんですけど、裏を返せば、常日頃からずっと「シンバは生きてる」「連れて帰る」って願い続けてたってことなのかもしれないですね。
ナラのことを親友だと紹介したシンバに対して「親友は俺たちじゃなかったのかよ」と返すティモンさん、違う、そういうことじゃないんだよ〜

 

♪「愛を感じて」は、まずとにかく歌がうまい。シンバ、最初のアホっぽさが消えてとても素敵でした。『過去の真実 あぁ駄目だ、言えないんだ』が好き…。ナラの歌声も凄く綺麗!2人が走り出し、キラキラしたものが宙に舞って、幻想的な雰囲気になるところ、素敵でした〜。アニメーションのようにキャラクターの表情が大きく変わることはないんですが、目線とか仕草でそれを表現していてとてもよかった。オアシスの美しさが印象的でした。
私の大好きなあのシーン。こどもの頃はナラがずっと勝ってたのに、大人になったらシンバが勝つシーン…!動物同士とは思えない超絶色っぽい頬舐めシーン……!!あれ、最高なのに…!!なんかサラッと終わってしまった。曲とのタイミングもだいぶ違った…。ここだけはちょっと残念。

 

痴話喧嘩シーン()はさておき、ラフィキじいさんの佇まい方が怖かったですね。な、なんかいる。。。この辺のテンポ感はちょっといまいち。間延び感がある。(♪「ムファサの面影」
ムファサの幻を見るシーン、当方ではムファサを視認できなかったのですが(ただの雲だったよね?雲の隙間から見える雷の線がムファサ型だったのかな、わからなかった)、声を聞いただけでもう泣けます。ムファサの「私の誇りは、お前を息子に持ったことだ」という台詞が印象的でした。シンバの方は、「違う!忘れてない!」「待って、行かないで!一人にしないで…!」とちょいちょい焦りが入るオリジナル版に比べ、たいへんに物わかりが良い。「もう一度聞く、お前は誰だ?」「僕はシンバ、ムファサの息子だ!」

じいさんとの会話がカットされてたのは残念でした…。「過去とは痛むものじゃ。だがそこから逃げることが出来る。それに、学ぶことも。」っていう台詞、結構大事じゃない…?!

 

◆プライドランドへ駆け戻るシーン。オリジナル版では「星空の下で」という曲の軽快な3拍子がシンバの歩調と合ってて凄くよいのですが、今作では新曲の♪「Spirit」という曲が使われています。お洒落だけど。けど。テンポ感の良さはやっぱり負ける気がします…。

ナラと合流しプライドランドへ着いたところで、ティモプンも合流。(ライオンの全力疾走にイボイノシシが追いつくのが不思議だよね…)
ハイエナを誘導するための囮作戦のシーンは最高でしたw 間の取り方が最高。即興のフラダンスではなく、美女と野獣の挿入歌『ひとりぼっちの晩餐会』が使われてましたね!ルミエ〜〜ル〜〜!!

 

◆一方その頃のプライドロックでは、またもやスカーがサラビに関係を迫る……。もう、ダサいからやめて!!私の好きなスカーはそんな男じゃない…。しかもその後サラビに、『(谷に駆けつけた時には遅かったと言っていたのに、)どうしてムファサの目を覚えているの』って矛盾を指摘されてるし、ダサすぎる……本当に解釈違いで辛いです…。

 

◆メスライオン VS ハイエナのシーンは、尺も長く取られていて迫力がありました!シェンジとナラの因縁の対決が追加されてましたね。ナラがシェンジを崖下に払い落とす所は、オリジナル版でシンバがスカーを投げ落とすシーンを彷彿させました。
ラフィキじいさんの杖はここでようやく活躍。そういえばなんか足りないと思ってたけど、ずっと杖を持ってなかったんですよ、じいさん。杖でハイエナを蹴散らすじいさん、最高にしっくりくるし、最高にクールでした。

 

◆シンバ VS スカーのシーン。うおおお超実写すごい!!オスライオン同士の戦い、迫力がすごかったです。ただ、スカーが崖から落ちるシーンはこれまた絶妙にダサい…。オリ版は、シンバに飛びかかった勢いで柔道の投げ技みたいに飛ばされるじゃないですか。あの勢いが無かった。なんかズルズル…って…落ちていった……なんなの……
そのあとのハイエナたちはめちゃくちゃ不気味で最高でした。シェンジの「あんた、ひとつだけ正しいこと言ってたよ。ハイエナはいくらでも食べるってね」って台詞こわかった〜〜!!痺れる…!

 

雨によって鎮火されるプライドランド。ベタではあるけど、雨降って地固まり、新たな時代が始まる、みたいなこの演出すごく好きなんです。雨はやんだけど私の目は洪水ですよ……!!心の中で拍手喝采でした。プライドロックの先端で吠えるところ、やっぱりカッコいい。(ただちょっとシンバの咆哮が音楽のアクセントのタイミングよりちょい早かったのが気になった)(そういうことばっか気になっちゃう……)
緑が生い茂るプライドランド、そして戻ってきた動物たちは子連れが多いのが、新たな時代感があってよかったですね。サークル・オブ・ライフだなぁ…!ライオンキング2見たくなりました。

(ところで、エンディングで流れる「ヒー・リブズ・イン・ユー」と言う曲、ライオンキング2で使われている楽曲ですね!)

 


 

全体を通して、微妙に間の取り方が長いというか、なんかテンポ悪いな〜と思ったところがあったんですが、上映時間が
 オリジナル版:88分
 超実写版 :119分
と、31分も長くなっているんですよ。(Wilipediaより)
オリジナルシーンが追加されているとはいえ、さすがに31分も長くなっていると、間延び感はありますよね…。

 

あと、歌のシーンでかなりアレンジが入るので、初見では違和感が大きかったんですが、これは英語版キャストの歌い方に合わせているみたい。聴きなれないせいもありますし好みにもよるけど、私は今のところやっぱりオリジナル版の方が好き。

 

音楽は、ほとんどのシーンで、原曲から大きな改変は無かったと思います。(準備を…しておけ……くそう……何故だ)
原曲の方がテンポ感が良かったというか、映像とよりマッチしてる感じがあったな〜と思った部分もありましたが、全体的に壮大な感じが増してて(語彙力の無さw)良かったと思います!

 

散々「オリジナル版との違い」を書きましたが、これはもう、"慣れ"なんじゃないかなと思います…。2回観に行きましたが、2回目の方がより良く感じましたもん。見れば見るほどすんなり馴染んでいくんじゃないでしょうか。

 

字幕版も観に行きたいな!

 

長文駄文失礼しました。お読みいただきありがとうございました!!