shimo/log

2次や1次の創作もの、無作為にレポや感想を書き散らしたりします。KAMIJOさんがすきです。

窓から林檎に乗り換えて半年経ったので使用感を書いてみる

物心ついて以来「パソコンといえばWindows」だった私ですが、デジタル生活12年目の今年の4月、ついにiMacを購入いたしました。

 
んでしかも

「どうせ買うなら一番すごいやつにしよう!」


と張り切って購入いたしましたのがこいつ。


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iMac Retina 5Kディスプレイモデル

量販店で買って、初期設定やら保険やらいろいろオプションをつけたので
しめて約30万………わぉ!!

これは使い倒さねばならんね!!


というわけでMac生活が始まりました。



 

 

 
 
 

■の、前に、私のスペック
 
・パソコンを使い始めて約12年、ず〜〜〜っとWindows
スマホはず〜〜っとiPhoneiPadも使用。
Macのパソコンは電気屋さんでちょっと触ったことがある程度。ド素人。
・メカにもさほど強くない
・というか本当にただの素人
 



■わかってはいたけど、存在感がすごい

まぁね、27インチなんでとにかくでっかい。
今までミシンを2台置いていたテーブルを完全リニューアルし、Macちゃんを置くスペースに。
急にMacに完全移行は難しいなと思ったので、WinノートPCを傍らに。
さらに、Blu-rayを再生できるものも置いときたいということでBlu-rayプレイヤーも横に。

モ、モニター多い…




■「なんか……意外と簡単じゃない……?」

長年のWin民だった身としては
Mac!?なに?かっこいいけど未知!!」
という漠然とした不安感があったのですが、使い始めてみると意外とすんなり。

操作云々の話ではなく、システムの構築?なんていうの?

とにかく構造がシンプル、という印象。


最初に感じたのがWiFiの設定。

Winだとネットワークの設定がなんやかんやめっちゃメンドクサかった印象なんですが
Macはとりあえず初めて電源をつけた段階で勝手にWiFiを拾ってくれてた。
あとはパスワード入れればすぐ使えた。

iPhoneに似てるんですよ!当たり前かもしれないけど!
 
「感覚的に使える」っていうのか。わからん。
 
 
同様に、プリンターの設定もめっちゃくちゃ簡単でした。
プリンターの電源さえ入れておけば勝手にiMac側で見つけてくれて、ドライバーのインストールとかも勝手にやってくれて、あっという間にセットアップしてくれていました。簡単すぎてエッ?って感じでした。
 
 
 
元Winユーザーは初期設定そのままではなく変更した方が使いやすくなるだろうなっていう部分もありましたが。
たとえばスクロール方向、、逆向きにスクロールされるんで、、わかんなくなる、、
これは設定変えた方がよかったです。
【システム環境設定】→【マウス】

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あとファンクションキーの設定。
最初はMac独自の機能が割り当てられているんですけど(キーボードにアイコンが書いてある機能)、
WinはF7でカタカナ変換、F8で半角カナ、とか。これ多様していたので、“Win方式”に設定し直しました。
Mac独自の機能は「+Fn」キーで使えるので特に問題なさそう。音量調節とかはかなり頻繁に使う。
【システム環境設定】→【キーボード】→【キーボード】

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あとは文字入力の時
「+Shift」で大英文字が入力出来るんですけど、最初はこの設定じゃなかったから変えました。
文字入力関係はやっぱりWin方式の方が慣れてるから、Macそのままだと使いづらかった…。
【システム環境設定】→【キーボード】→【入力ソース】

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ただ、入力変換のとき「かな」と「英数」が別のキーに割り当てられているのは助かる。
Winだといちいち左上端のキーを何回か押して「かな」か「英字」を目視してたんですが、
日本語で入力したいときは「かな」、英語を入力したいときは「英字」キーで一発で切り替えられるから楽。
 
これ伝わる?wwやってみればわかるんだよぉ!!

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■アプリケーションは本当に「アプリ」を入れる感覚
 
最初に戸惑ったのがこいつ。
 
いわゆるフリーソフトとかをネットからダウンロードしてインストールするまでの一連の流れが簡単すぎて
 
「えっ、まじで?これでいいの?」
 
感がものすごかった。これで使えんの?→使えた→まじか!!みたいな
Winみたいにいちいち、セットアップしますか?どうする?どこに保存する?インストールするよ?日本語にする?とか聞いてこない。いい子だ。まぁ聞いてくる時もあるけどそんな気にならない。
 
あとはiPhoneと同様、App storeでダウンロードすれば、さらに簡単。本当に「スマホのアプリ」と同じ感覚だった。
 
アンインストールはまだやってないけど、どうやらそのアプリをゴミ箱に入れるだけらしい。
死ぬほど簡単やん!すごい
 
 
 
■意外な盲点だった「Mac非対応」問題
 
 
乗り換えて一番
「マジか~~~!!(瀕死)
だったのが、

Windowsで頻繁に使用していたソフトおよびハードがMac非対応だったこと。


これが意外と多かった……


わたくしがダメージを受けたのは、
・SAI(イラストのほとんどはこれで描いていました…)
・Design Doll(身体描けない民の味方なのに…)
GOM Player(動画再生は100%コレ使ってた…)

これらがMac非対応だったこと、


そしてなにより
「外付けHDD」!!
MacまたはWindows専用にフォーマットしちゃったら、もう一方では使えないらしい…
開くことは出来ても保存が出来ない「読み取り専用」ということになっちゃうんですって…

今まで、ファイルはすべて

す、べ、て、

外付けHDDに保存していたわたくしに881%のダメージ!!


どうあがいてもそっくりそのまま使うことは出来ないってこと…だね?

(メカにくわしい方ならそれ相応の対処が出来るのかもしれませんが…なんかよくわかんない)



しかたないので、もう一つ外付けHDDを購入し、
今後使うであろうファイルはそちらにコピーすることに。


したら、ね。
 
 
「NTFS for Mac OS X」という形式でフォーマットすれば、MacでもWinでも使えるということを知ったのです!
マジで〜〜!なんかよくわかんないけど良かった〜〜
 
というわけで、新しいHDDはこの「NTFS for Mac OS X」でフォーマットすることに。
(詳しいやり方は購入したHDDのパッケージとかWebサイトに書いてありました。)
 
古いHDD(Winで使っており、Macでは読み取り専用になってしまうもの)から、必要なファイルを新HDDにコピー。
元が読み取り専用でも、新しいHDDにファイルをコピーすれば、普通に開けるし、上書き保存も出来ました。
 
昔って、WinでつくったファイルはMacとの互換性がない・その逆も然り、だったような気がしたんですが、最近はなんの変換もしなくても普通に開けるんですね。時代は進んでおる〜〜
 
 
とくに編集する必要がないファイル(見たいだけの写真とか動画とか)なんかは、元のHDDからでも「開くだけなら」できるのでわざわざコピーしなくてもいいかも。
 
 
とりあえずファイル問題はなんとかなりそう。
 
 
ちなみにですね、Mac側に用意されている「データ移行プログラム」みたいなのがありまして、(Winに保存しているデータをそっくりそのままMacに移せるよ!ってやつ)
やってみたんですが、280時間〜かかるとか出てきて
(しかもどんどん長くなっていくの。250時間待ちから始まり、どんどん所要時間が長くなっていって280時間を超えたあたりで怖くなってキャンセルした。笑)
こりゃねーーわ!って思ってたやめました。
地道に手動コピーした方がよっぽど早い。
 
 
 
 
 
■画面デカすぎ問題が発生した
 
私はSAIでイラストを制作することが多いので、普段の操作諸々すべてペンタブを使用していました。
ちなみにいままで使っていたのがこちら。
 
Wacom intuos Mサイズ(もはや売ってないやつ)
 
読み取り範囲が216.0×135.0mm。
 
 
対して、iMac Retina 5Kディスプレイモデルの画面が27インチ。
 
比較するとこれくらい。

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どういうことかというと、ペンタブ上ではちょっと動かしただけのペン先が、画面上ではグワッと動く!ということ!
(抽象的すぎ…)
 
 
ネット閲覧とかその他の操作をするぶんにはサクサク動いて良いな〜程度なんですが、
イラストを描くときは大問題。というか描きづらすぎて描く気が全く起きない。
しかもなんか線が薄くしか引けない。筆圧が伝わりきれていない感じ。
 
 
加えて、先述の通り、慣れ親しんだSAIさんはMac非対応なわけです。
 
完全に拗ねた。
 
というわけで、購入から2ヶ月くらいはWinの方でイラスト作業をしていました。。笑
 
せっかくグラフィックワークに強いMacを買ったのに!ww
 
 
 
この「ペンタブとディスプレイのサイズ差問題」は
こちらを購入しすることですべて解決しました。
 
 
読み取り範囲が325.1×203.2mm
(こ、こまかいっ 0.1mmとかどうでもいいっ!
と思ってしまいますが、それくらい繊細な品物なんだな…って感じ)
単純計算で、一辺あたり1.5倍の大きさになります。
 
たかが1.5、されど1.5!!
 
格段に、
 
か  く  だ  ん  に!!
 
絵画しやすくなりました!!
 
 
肝心のソフトは何を使うのか?という話ですが、
intuos Mを買ったときに付随してきた『CLIP STUDIO』がやっと陽の目を見ました。
そそくさとインストール。念のためWinの方にもインストール。何の念だろう。
 
 
ちなみにintuosに付いてくるCLIP STUDIOは2年間のライセンス制です。
2年間でバリバリ使い倒せるようになったらライセンス継続しようかなぁ
 
 
ソフトの使い方云々については省略しますが、
ペンタブの性能って価格に比例するんだな…って思いました。
「サイズ差問題」はもちろんのこと、
「線がなんとなく薄い」問題も解決しました。なんだろ、ペンタブ側の感度が良いから?筆圧の感知に関しては、設定でいくらでも変えられるんですが、特に弄らなくてもちゃんと「身のある線」が引ける。
デジ絵を描く方ならなんとなくわかっていただけるかなぁ
 
 
あれっ  Macレポじゃなくなってきた
 
27インチのディスプレイ使うならそれ相応のペンタブじゃないとアカンっぽいよって話でした。
 
 
 
はい。
 
 
ちなみにDesign Dollだけは未だにWindowsの方で作業しています……せっかくdollデータをたくさん作っていたのでこれはなかなか…他の類似アプリにサクッと移行できず……。
なんか良い方法無いかなぁ…。
 
 
 
■データの共有はとりあえずDropbox
 
たぶんですね、ちゃんと設定をすればMacWindowsでデータの共有とか出来るんですよ。ネットワークを通じて?とか。たぶん。
でもなんかよくわかんないので、とりあえずDropboxを使っちゃってます。
だいたい事足りるのでまぁこのままでもいいかな〜とか思い始めてます。
 
作業中のファイルはDropboxに保存しておく
Mac・Winで必要に応じて作業、都度上書き
→完了したらMac側のHDDに保存
 
みたいな感じで。
重要なデータとか大きいデータとかだったらバックアップとかちゃんとしなきゃなって感じなんですけどね……(適当すぎ
 
あっでも、Dropboxに保存しておくとスマホでも見れる  っていうのはなかなかよい。
作業進捗が外出先でも見れるので、まぁ作業自体は出来ないにしても頭の中で構想を進められるかなって感じ。
 
 
最近はだんだんとMacで完結出来ることが多くなってきたので、あんまりWinとファイル共有はしなくなってきたかな。慣れですね。
 
 
 
ここまで書いて、
もう半年近く経つのにそんなに使いこなせてない感がすごいんですけど、
これ便利やな!って思ったのが、
Finder画面で画像とかの一覧を見てて、わざわざ開くほどじゃないけど拡大して見たいとき「space」キーを押すとプレビューしてくれる機能。
ていうか、ai.とかpsd.のファイルもサムネイル表示してくれるのがマジで助かる。Winの時はAdobe Bridgeから開いていたのですが、若干動作が重いので効率が悪かったんですよね。
 
 
早いとこLightroomとか導入したいんですけどね〜
写真も最近ろくに撮っていないのでPhotoshopで事足りてしまう……それもどうなのって話ですが
 
 
 
はい。なんか全然使いこなせてなさげですが
とりあえずMacは思ってたほどハードル高くない気がします。
たぶん慣れればWindowsよりシンプル。
何よりRetinaディスプレイがめちゃ綺麗……///
お気に入りの写真をこの高画質大画面で見るとテンションが上がります。その分ピン甘失敗写真とかすごいガッカリするけど。
 
 
あと半年くらい経ったらMac userヅラ出来るかしら(笑)
 
 
以上、中途半端レポでした。