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shimo/log

2次や1次の創作もの、何か気になったもののレポなど。KAMIJOさんがすきです。

■第7回 京都逃亡記#03 +#04(終)

Photo repo

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3日目。この日は遅めの12時始動。
引き続きレンタサイクルで爆走。前日と違ってめちゃめちゃ夏らしい、暴力的な日差しの強さ。
これは、暑い、、というか熱い!!自転車が黒なので、ちょっと駐輪しているだけでサドルやらハンドルやらが鬼のように熱くなります。
でも内心、
「(京都の夏ってこうじゃなくっちゃね……!!)」
と思っていたりしました。
 
今日のプランは「東を攻める」
まずは六道珍皇寺へ。ここは森見小説「有頂天家族」の下鴨一家次男、矢二郎兄さんが蛙となって住み着いている井戸がある場所です。
以前一度訪れたことがあり、井戸を探すも見つけられずに終わったという経験があるのですが、いや待て。
事実に忠実である森見氏のことだから、存在しない井戸を登場させるのは不自然…と思った結果、井戸探しリベンジを試みました。
 
境内をとりあえず一周。
ん〜。やっぱりない。そんなに広くない境内、見落とすはずもなく、やっぱりあの部分は架空だったのか〜などと考えていた時。
 
 

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ん?!
 
 

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これかな?これだね?!
 
ついにそれらしきものを発見。だがしかし!建物の中庭に位置しており、参拝客は入れない仕様に…。
残念。
 
結論。
「矢二郎が住んでいるらしき井戸は存在するが、遠くから眺めるのが精一杯」
つまり矢二郎兄さんに人生相談は出来ない。うああん
 
 
気を取り直して、次に目指すは二年坂産寧坂
うは、一気に観光客っぽいぞ…♪♪
高台寺の下の駐輪スペースに自転車を停め、二年坂側から南下、産寧坂南詰で折り返して帰ってくるというルート。
この辺りは、当然ですが観光客の海。とても自転車を押しながらでは進めませんです。というか徒歩でもつらいです!階段あるし…。
お目当ては二年坂にある「忘我亭」、そして産寧坂にある「おちゃのこさいさい」。
 
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忘我亭は、和雑貨のお店です。この店に置いてある、個性的な柄のブックカバーがとても好きで、来るたびにコレクションを増やすのが密かな楽しみ。久々なので新柄が出てるかもしれない♪とわくわくしながら物色。。
和雑貨っぽさ全然ネーージャン!!!な、オレンジしまうま柄GET(笑)かわいい!
 
次は「おちゃのこさいさい」。こちらは京風香辛料(?)の専門店。
京らー油ふりかけと、胡麻ふりかけがちょい辛ですごく美味しいんです〜。家用のお土産に。
 
ちなみにこの二店は、別に此処じゃなくても出店してます(笑)
ここで買う意味……観光してるジャン感を味わえるからですかね……はは
 
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(左上の飴さんは京都駅で…笑)
 
 
産寧坂途中のお店でカラフルカワイイ案件を発見したので思わずお写真。

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15時を過ぎたので、本日のメインへ。
森見小説によく登場する「蹴上インクライン」と「琵琶湖疏水」を見に行きます!
このふたつ(特に琵琶湖疏水)、ほんとうによく登場する場所で、ずっと行きたいと思っていたのですがようやく実行できました。
 
東大路通を北上、八坂を過ぎたあたりで東に折れ、蹴上へ。
「蹴上」の道路標識を見つけた瞬間テンションが上がる俺氏。
南禅寺前の交差点に差し掛かったところで、蹴上インクライン琵琶湖疏水らしきものを発見。。
 
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いや、どう考えてもこれ。どう考えてもここだ!!
ついに!!
 
いやまて、どうやったら降りられるのこれ?と思いつつとりあえず一旦冷静になり、近くにあった「琵琶湖疏水記念館」を見学する事に。
そもそも琵琶湖疏水とは何なのか?何の役割を果たしているのか?というような事から、琵琶湖疏水が建設された歴史、蹴上インクラインとの関係性、その全貌、とにかくなんでもわかります。しかも入場無料です。その上涼しい。
 
なんとなくの気分でふらっと入ったのですが、なんと、こちらのB1階から蹴上インクラインに降りられるようになっていたのです!わぁお!タナボタ!
森見小説「きつねのはなし」にて結城さんと先輩が歩いた道を辿ってみようと思い、そのまま歩いて南下。脇には桜らしき木が植わっていて、春にはとても綺麗な桜スポットになるんだろうなぁ〜と思いました。
 

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(うひょ〜!テンソンあがりますな!)(私だけかな)

 

 
全長640mを歩き終え、はて、ここからどうするか。
「きつねのはなし」では、「知ってる?蹴上の発電所から水路を伝って、南禅寺へ出られるのよ」とある。「知ってる?」という表現が使われていることから、それらしき標識は出ていないことを予想していたのですが、案の定わからない。
しかし、よ〜くみると、蹴上発電所の方に、幅70cmくらいの細道(道というより通路のような?)があるのを発見。もろ発電所の機械が動いてるのを見て「これは一般人が入っても良い場所なのか…?」と不安に思いながらも足を踏み入れてみると、そこから先にさらに道が続いているのを発見。
水路のある方に向かって歩いて行くと、そこには
 
 
 

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これだ!!!
ついに発見、琵琶湖疏水。というかもうテンション上がってしまってピントが甘々である。どこに合わしとんのこれ。
 
どうどうと音を立てながら流れる琵琶湖疏水に沿って歩く。
やっぱり、木々と水の流れがある場所は涼しいんですね〜。このへんは、南禅寺方面から来たらしき観光客も多く、賑わいを見せていました。
 
そうこうしているうちに、南禅寺水路閣へ到着。
写真で見ていた通りだ…!

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これは是非とも写真に収めたい、ナイスフォトスポットでございました。
この辺りは観光客がとても多くて人が写り込んでしまいがちなのですが、粘りに粘ってじっと待てばこのように人が途絶えるタイミングがあるのです!粘った甲斐があった!
 
 
さて、そろそろ17時近くなったので、次の場所へ。
 
すっかり涼しくなった白川通を北上、天王寺の交差点で東に折れ、「哲学の道」へ。
春には満開の桜並木の名所となる哲学の道ですが、真夏の夕方となると観光客もぼちぼち。自転車でも問題なく走れてとても快適でした。
 
ちなみに、先述の和雑貨店「忘我亭」は、哲学の道沿いにも店舗があります。
 
この通りは、観光名所でもある為か、かわいい雑貨屋さんや小さなカフェが結構たくさんあるんですよね。
今日は、ここを通るたびに密かに気になっていたこちらのカフェにお邪魔してみました。
 
 

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Pomme」さん!すてきなオーナーがいらっしゃいます。店内もとてもかわいい!
はちみつレモンをオーダーしました。美味しい〜〜〜〜
りんごタルトが美味しいらしいのですが、お腹を空かしておくため今回はドリンクだけに。
 
 
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これ、みてください。
グラスの下に敷いてある、一見なんの変哲も無い紙なんですが、
水滴で濡れると店名が浮かび上がってくるんです。わざとこのように反転して裏面に印刷しているとのこと。お洒落か!!
 
 
さて、哲学の道を北上しきると今出川通に出るので、ここを西にまっすぐ進むと、京都大学の前に出ます。
はい、ものっすごく勘の良い方なら気づくかもしれない。
昨日泣く泣く見送った「CAFE COLLECTION」さんです!!
 
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わ〜い♪ 素敵な店内〜〜〜〜
とても静かで落ち着いたお店でした。超居心地良い。
ちなみに、「京都ぐるぐる案内」で森見先生が座っていた席はこの右隣です。よく見ると同じ雑貨が写ってます!
 
小さいお店なのに、メニューがものすごい豊富。しかも安い。大学生向けなのかしらん。
 
わくわくしながら「トリ皮のバターライス」を注文。
森見氏のオススメであり、森見小説「新訳 走れメロス」にて登場するメニューです。
 
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お、おうwww すごいなwww
これね、写真では伝わらないと思いますがすごい量なんですwww
だ、大学生仕様www
 
ヒィヒィ言いながら平らげる20代社会人女性。
 
しかもチーズケーキとか頼んじゃった。ヒィ
けどそんな心配をよそに無事別腹が発動し完食いたしました。
 
まだまだずっと居たくなる素敵なカフェだったのですが、本日はレンタサイクルの返却があるため、ここでタイムリミット。全速力で京都駅に戻り、本日の旅は終了。
 
 
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
と、ここで終わると見せかけて
四日目は大変短いので続けていきます。
 
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四日目は昼まで爆睡、借りていた部屋を片付けたり洗濯したりしているうちに16時くらいになっておりました(笑)
で、まぁだいたい行きたいとこは行ったしな〜どうしよっかな〜
と思いながら、17時くらいに京都へ着。
 
そういえばですよ。
わたくし大の水族館好きなのに今年の夏は水族館に行ってないな?!と思い、ヨッシャせっかくだから行ったろ!ということで
京都水族館に行ってまいりました!

www.kyoto-aquarium.com

 
実は以前、撮影で一回行ったことがあるんですが(コスプレイベントのカメラ担当で)
夜だったし、レイヤーさんの撮影がメインだったのであまり展示の方をじっくり見ていなかったので、改めて。
 
17時すぎだというのにまだまだ「これから客」がぞろぞろ。
家族連れの中にひとり全身黒づくめサングラス女はかなり浮いている。
まぁまぁ、ここにいる人とはもう一生会わないから何も気にしない!という謎の開き直り
(これ結構よく使う開き直り法なんだけど結構いいよ。気が楽になるよ。笑)
 
 
1dayパスが¥2,050で、年間パスが¥4,100ってめっちゃ安ない??
2回分じゃん!私が京都に住んでいたら絶対買ってるわ〜と思いながら入館。
 
最初の方はすっとばし。
なぜなら私は海洋とクラゲが好きだからです!!
家族連れがワイワイしているなかカメラを片手に大水槽ゾーンまで早歩き。
 

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おさかな〜〜! かわいい

 

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 俺氏の大好きな魚眼
 
 

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kurage〜〜〜!!

かわいい、かわいい、かわいい…きれい…きれい………

完全に「謎の発光体」である。

 

京都水族館はクラゲの魅せ方がきれいだな〜

 

 

大水槽とクラゲゾーンを2周して、満足。

新幹線の時間も迫りつつあるので、ここで京都水族館を後にする。

 

 

最後の最後に、「そういえばこの4日間京都らしいものを一切食べてないんだったな」ということを思い出し、京都駅の八条口側にある八ツ橋茶屋さんで駆け込みで食べてきました。

 

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抹茶パフェ〜〜!

なんだか久しぶりな味。おいし〜

 

無事に帰りの新幹線に乗り込み、こうして私のお盆休み特別企画「第7回 京都逃亡」は幕を閉じたのでした。

 

いつもは長くて2泊3日なのですが、今回はなんと前泊入れて4泊5日。長い一人旅でした。

 人と一緒だったら恐らく「おともだちパンチ」を食らったであろう、私だけが楽しい旅にすることが出来たのでとても満足です。

 

 

はじめに「森見作品に登場するアノ場所にあわよくば行ってみようの旅」とお題を決めましたが、結果、

 

 ●荒神橋   ●下鴨納涼古本まつり(下鴨神社)  ●bar moon walk(通り掛かり)

進々堂  ●京都大学 農学部理学部キャンパス  ●レストラン まどい(通り掛かり)   ●定食屋 hilight(通り掛かり)

六道珍皇寺   ●蹴上インクライン  ●琵琶湖疏水   ●南禅寺 水路閣   ●CAFE COLLECTION   

 

通り掛かりを含めて、12箇所回ることができました!わ〜〜

 

ぐるぐる案内には記載されていなかったポイントも沢山あると思うので、これからも「森見小説研究」を独自に続けて、名スポットを発掘したいと思います。

第8回 京都逃亡はいつになるやら!

 

ありがとうございました。

 

 

○霜月