shimo/log

2次や1次の創作もの、無作為にレポや感想を書き散らしたりします。KAMIJOさんがすきです。

本:太陽の塔

太陽の塔 (新潮文庫) 太陽の塔 (新潮文庫)
(2006/05)
森見 登美彦

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[★★★★★]

 

久々に本ログ追加。

「彼らは根本的に間違っている。なぜなら、我々が間違っていることなど有り得ないからだ。」

華とも女性とも縁がない大学生活を送る「私」。そんな「私」にも、恋人が出来た。しかし彼女は、あろうことか私を振ったのであった!

「私」と、強烈な3人の友人たち。クリスマスが近づく京都の空の下、男汁したたる4人の男共が巨大な妄想力と共に疾走する!

レビューを読むと、「失恋した男に読んでほしい」とありましたが、失恋していない女が読んでも面白いです(笑)私の場合、失う恋すら持っていないとも言いますが←

男4人がつるむ馬鹿馬鹿しさもあり、ちょっとロマンチックな描写もあり、最後にはちょっと切なくなったり。さすが森見氏である。

愛読書研究の途中で気付いたのですが、これに出てくる高藪は、樋口氏や四畳半神話大系の「私」と同じ、下鴨幽水荘に住んでるんですよw