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2次や1次の創作もの、無作為にレポや感想を書き散らしたりします。KAMIJOさんがすきです。

本:吉原手引草

吉原手引草 (幻冬舎文庫) 吉原手引草 (幻冬舎文庫)
(2009/04)
松井 今朝子

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[★★★★☆]

江戸吉原遊郭を舞台とした推理小説

全盛を誇った若き葛城花魁は、何処へ姿を消したのか?一体何が起こったのか? 主人公の男が事件の謎を解明すべく、事件を知る人々に話を聞き、謎を明らかにしていく、というお話です。「ありんす言葉」も使われているし、当時の吉原を知ることも出来るし、江戸吉原好きにはとてもオイシイ小説。 普通の小説でなく、インタビュー形式?になっているため、頭の中で整理しないとこんがらがってきます。私のような阿呆にはちょっとムズカシかったんですが、面白いですよ(^^)