本:コールドゲーム
コールドゲーム (新潮文庫) (2005/10) 荻原 浩 商品詳細を見る |
[★★★★☆]
サスペンスなのか、推理ものなのか、あるいはホラーかもしれない。人間の恨みってすっごく深いんだなーって思う作品です。
昔いじめられていた、弱かったはずの男子生徒が、数年後、姿を変えて復讐に出る。自分をいじめた人間に、自分と同じ辛さを味わわせる。それを防ごうと決起する主人公。「自分はいじめたことはないから大丈夫」と思っていたのだが─…
結末は「まさか!!」です。ちょっと怖くもありビックリもする。悲しくなったりもする。